シェルからボタンへ
ボタンの製造にはどのような段階があるのですか?
これからボタン職人の仕事について簡単に説明しますが、この小さなオブジェの製造には17もの重要な工程があることを知っておいてください。この伝統工芸には、正確さと忍耐が不可欠なのだ。
次に、旋盤と「カッター」と呼ばれる道具を使って、ボタン職人は真珠のような素材から「ピオン」と呼ばれる小さな丸い形を切り出す。
この工程でピオンは熱を持つため、塩酸で汚れを落とす必要がある。

この工程には6時間から12時間かかる。
この段階を剥皮と呼ぶ。
職人は、プロファイル・ビットと呼ばれる、希望するレリーフの負のプロファイルを持つ、平らで面取りされた工具を使用する。
2つか4つの穴が開けられたとき、ペグは最終的なボタンになる。
補修とは、ボタンの裏を丸くしてボタンホールに入れやすくする工程。
仕上げに、ボタンはきれいな水で洗い流され、沸騰水と塩酸を満たした木製の樽の中で磨かれる。


貴重なボタンは品質ごとに選別され、フレキシブルなダンボールに梱包される。
その他、刻印、染色、漂白などのオプション加工も可能。
真珠ボタンに使われる真珠貝はどこで採れるのか?
真珠貝はオセアニア、特にオーストラリアから輸出されている。
真珠母貝ボタンが民主化され、大量生産が行われるようになった当時、この貝は乱用されていた。
今日では、海洋生態系を保護・保全するため、養殖は規制・制限されている。